40歳節目歯科検診

 歯科の疾患は自然治癒がなく、出来るだけ早期に発見し治療または、予防をすることが歯を健康に残す上で重要になってきます。
 歯科疾患実態調査によりますと40歳頃から歯の喪失や歯周疾患の進行が観察されます。それゆえ、遅くとも40歳代で検診・指導を開始して、できるかぎり短い間隔で継続することが望ましいことです。
 今回福岡市からの委託により、福岡市歯科医師会では40歳節目歯科検診を実施する運びとなりました。
 当医院も歯科医師会会員として「40歳節目歯科検診」を実施しております。
 40歳のお誕生日を迎えられた方で、41歳未満の方が対象となります。

 検診で、虫歯や歯周疾患が発見された場合、希望があれば通常の治療となります。その後は、短い間隔での検診や指導を受けていくことが、口腔の健康しいては体の健康のためになる事と思われます。

8020運動の達成のためには、早い時期からの検診が有効です。


実施概要
  1. 対 象 者:福岡市内に在住の40歳の人で、職域で検診を受けられない方
  2. 期    間:平成14年9月1日〜15年3月31日(来年度も実施いたします)
  3. 受信回数:期間中1回
  4. 実施方法:歯周疾患検診ならびにブラッシング指導
  5. 料    金:自己負担金  500円(免除の場合あり)
※なお、この事業は来年度以降も継続して実施いたします。
詳しくは当医院までお尋ねください。

 8020運動は、80歳になっても自分自身の歯を20本保つことを目標とする歯の健康づくりのスローガンです。このスローガンは、1990年の歯の衛生週間における日本歯科医師会の対外PR広告にはじめて現れました。

 また、翌年の歯の衛生週間では、重点目標に「8020」運動の推進が掲げられ、さら1992年には「8020」のロゴマークが作成されました。

 このようにして「8020」は、歯磨剤をはじめとする歯科保健関連商品の広告に用いられ、1993年には「現代用語の基礎知識」などにも時事用語として収録され、急速に国民に浸透しています。性・年齢階級別では、周知率は男女とも25歳〜34歳で高く、特に女性では5割近くになっています。

 現在1人平均の永久歯は、60歳で約21本、70歳で約15本、80歳以上では約8本と年齢を重ねるにつれて減少しており、高齢期における健康な食生活の確保に大きな支障を生じています。日本歯科医師会が進める「8020運動」は、う蝕や歯周疾患のように特定の疾患や、また幼少年期や中年以降のように特定の年齢層を対象とするものでもなく、「生涯を通じた歯の健康づくり」のための運動です。したがって歯科保健を通じて、日常生活での満足感、幸福感安定感など「生活の質の向上」を求める運動といえます。

 生涯を通じて、噛む機能を維持することは当然です。私たちは、う蝕があまりにも多すぎたためか、う蝕にばかり目が向けられ、この当然な噛む機能を忘れてしまいました。

 8020運動では、噛む機能の維持を主眼として、生涯を通じて自分の歯で食べる楽しみを味わうことを目標としています。かつて、噛む機能は、人に当然備わっているもの、あるいは本能的に備わっているものとして、歯の働きを中心に消化吸収との関連で説明されていました。しかし、哺乳やかみ砕くことや飲み込むことが困難な乳幼児も見られ、「食べ物を細かく砕く」だけでなく「食べる機能」あるいは「摂食機能」としてその発達を理解することも必要ではないでしょうか。

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