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歯周病について

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更新日 2011-08-19 | 作成日 2009-03-19

歯周病とは  

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歯周病は、歯肉炎と歯周炎の総称で、歯を支えている組織(歯周組織)の病気です。進行すると、ハグキ(歯肉)や歯根膜(しこんまく)、歯槽骨(しそうこつ)などの歯周組織が破壊され、歯が揺れて噛めなくなり、最後には歯が抜け落ちてしまいます。さらに歯周病の害はお口の中だけに留まらず、全身にもさまざまな悪影響を及ぼすことがわかってきました。
 歯周病の原因である歯周病菌やその毒素は、血流にのってお口から全身へ運ばれたり、気管から肺へと進入したりして、身体へ影響を及ぼします。歯周病が重くなってくると、歯周組織から“炎症物質”が異常分泌されますが、この“炎症物質”も血流にのって全身に運ばれ、身体に影響を及ぼすのです。そして、歯周病を放っておくと、最後には歯が抜けてしまい、食生活に悪影響を及ぼします。
 実際に、『糖尿病』『早産による低体重児出産』『脳卒中』『心疾患・心筋梗塞』『細菌性心内膜炎』『肺炎』などと歯周病の関連が既に報告されています。お口の病気である歯周病ですが、身体の中のさまざまなことは全て関連しているので、身体へも影響を及ぼすのです。歯周病の予防や治療は、身体をより健康に保っていくために必要なことなのです。

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LinkIcon所属学会 日本臨床歯周病学会

歯周病の治療について

 まず,綿密な診査を行って,歯周病の実態をつかみ,原因を明確にし除去していく原因除去療法が基本です。初診時には,プラークの付着状態,ポケットの深さ,歯槽骨の吸収程度,歯の動揺,歯肉の炎症状態,咬合状態を診査します。それをもとに診査結果,処置内容を具体的にお話し,治療に対し理解と同意が得られた方のみ治療を開始します。それでは,具体的な治療の進め方を次に示します。

1 応急処置

 必要な場合に行います。歯肉ガ腫れている場合の切開,排膿,かみ合わせの調整,投薬などです。

2 プラーク・コントロール

 プラーク除去の大切さをお話し,患者さんのプラーク・コントロールの現状や,口腔内の状況を把握し,患者さんに合ったプラーク・コントロール法を指導します。

3 スケーリング

 歯肉縁上の歯石を除去します。

4 再評価検査

 一通り歯肉縁上歯石を取り終えたところで,歯肉がどの程度健康を取り戻しているか検査します。その結果が良好であれば,歯周治療はメインテナンスに移行します。しかし,予測した効果が得られなかったときは治療法について再検討します。プラーク・コントロールが出来ていない場合,歯石の取り残しがある場合は元に戻って2)3)を行います。歯肉縁下に歯石が存在するため炎症が改善しない場合,SRPを行います。

5 スケーリング・ルートプレーニング(SRP)

 局所麻酔を行い,歯肉縁下の歯石を除去します。プラークや歯石によって汚染された病的なセメント質を除去して,歯根の表面を滑沢に仕上げます。

6 再評価検査

 一回目の再評価検査時に良好な結果が得られなかった部位の改善状況を確認します。予測した結果が得られないときは,歯周外科手術を行います。

7 歯周外科手術

これまでの治療で治りきらなかった部位に対し歯周外科手術を行います。病気の原因が目で確かめられるよう、歯肉を切って歯槽骨からはがし,根の先の方や,根と根の間にこびりついて取れなかった歯石を除去し,滑沢にします。つまり,悪いところを直接目で見て徹底的に取り除くのです。歯周外科手術はこの他にもさまざまな術式があり,症状に応じて使い分けられます。しかし,どんなに新しい治療法を用いても,手遅れの歯周病は治療できません。

8 メインテナンス

 歯周病は治療が終わってからが肝心です。せっかく,健康を取り戻したのですから,この状態を維持していくことが大切です。毎日のブラッシングと規則正しい生活,歯科医院による定期検診が必要です。お口の健康をいつまでも保ちましょう。


歯周病の予防法


さて,それでは歯周病の進行を防ぐにはどうしたらいいのでしょうか。

歯周病の原因は前でもお話ししましたように,プラーク中の細菌でした。ですからプラークコントロール,つまりプラークを確実に取り除くことが最も大切なのです。その方法として正しいブラッシングをすること。では,“私はきちんと毎日ブラッシングをしているのに・・・なぜ?”と思われる方が多いと思います。それに,成人の80%が歯周病ということですが,その方々全員がブラッシングをしていないとは考えられません。それではほとんどの方がブラッシングをしているのになぜ歯周病にかかってしまうのでしょうか。その最大の理由は,きちんと磨いているつもりでもきちんと磨けていないのが実状だからです。

「磨いている」と「磨けている」とは全く別のことになります。きつい言い方をすれば,

「磨いていても磨けていなければ意味がない」ということです。

ご自分に合った歯ブラシをお使いですか?歯ブラシの持ち方は正しいですか?正しい位置に歯ブラシが当たっているでしょうか?磨く順序は?お口の中が人それぞれは違うように,ブラッシングの方法も違って当然なのです。ですから,歯科医師と相談しながらご自分に合ったブラッシングの方法を見つけ出し,それを続けていくことが大切です。そうすれば,自然にきちんと磨けることにつながっていくわけです。
ここでは基本的な2つのブラッシング方法をお話しします。

バス法     歯ブラシの毛先を歯と歯肉の境目に45度に当てその位置で振動させる
スクラッピング法  歯ブラシの毛先を歯と歯肉の境目に90度に当ててその位置で振動させる

また,歯ブラシでは磨けないところは歯間ブラシ,デンタルフロス,部分磨きようの歯ブラシなどの補助器具も併用することをおすすめします。こちらも,歯科医師、歯科衛生士と相談して正しく使用してください。(有田歯科医院のスタッフはすべて歯科衛生士の免許を持っています。)

生活習慣の改善も歯周病予防の大切な方法と言えます。例えば,私たちの毎日の生活の中にある歯周病にかかりやすい要素を取り除いたり,食生活を改善することです。歯周病を増悪させる最大な要素というのは喫煙です。喫煙の習慣がある方は是非禁煙をおすすめします。また,繊維質,ビタミンCの豊富な食物をとりバランスの良い食生活を心がけましょう。そして,歯周病に負けない身体の抵抗力をつけましょう。